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卵管周囲癒着と不妊の関係

1.卵管周囲癒着とは
卵管の周囲が癒着している状態です。
卵管の中で起こった炎症によって、粘液などが卵管内にたまり、癒着を起こして通りが悪くなってしまうのです。
卵管が癒着していると卵管采が動くことができないので、卵子が取り込めなくなります。
卵管周囲癒着は、卵管造影検査では見過ごされやすいため、発見されにくい不妊症の原因のひとつです。
2.原因
卵管周囲癒着は以下のような原因が考えられます。
・過去に受けた開腹手術
・子宮内膜症や子宮筋腫
・クラミジア感染症などの性感染症による卵管炎や骨盤腹膜炎
特に開腹手術を受けた人は、約70~80%と高確率で卵管の周囲が癒着しているといわれています。
3.症状
ほとんど自覚症状がありません。
4.不妊への影響
卵管の先には「卵管采」と呼ばれる手のような構造の器官があります。この卵管采が排卵された卵子を受け止めることで、卵管へと送り届けられるのです。そのため、卵管采部分で癒着がおこると、卵子を取り込めなくなり、子宮へと送り届け受精させることができなくなってしまうのです。
そのため、自然妊娠が難しくなってしまいます。
5.病院での治療法
①腹腔鏡検査
検査ではありますが、ほとんどの場合、腹腔鏡検査で癒着を剥離できます。(癒着の度合いにもよります)
腹部に小さな穴を開け、そこから腹腔鏡を挿入し、卵巣や卵管、その周辺が正常かどうかを検査します。
②FTカテーテル
卵管鏡下卵管形成術(FT)は、卵管の通過障害を改善するために行います。
卵管周囲癒着は卵管閉塞と併発している場合が多いので、この方法を用いることがあります。
細いカテーテルを膣から卵管まで挿入し、バルーンを膨らませて卵管の詰まりや癒着のある部位を広く押し広げ開通させます。その後、卵管鏡により卵管内腔の観察をして通過状況を確認します。
自然妊娠を希望している場合にこの方法を用いられることが多いようです。
③体外受精
体外受精は卵子と精子を体外で受精させてから子宮に戻します。
そのため、卵管を通らないので、癒着していても問題がありません。
癒着を剥離すると卵管が通るようになります。
しかし、再び癒着してしまうこともあります。
6.気をつけよう!
開腹手術を受けた人は、高確率で卵管周囲癒着になるといわれていますので、開腹手術を受けたことがある人は、一度検査を受けられることをおすすめします。
また、クラミジア感染症は気づかず放置していると、感染が広がっていきます。卵管で卵管炎を起こすと、卵管の閉塞や癒着を起こす原因となります。
少しでも気になる症状があれば、気のせいと思わずにクラミジアの検査を受けることが大切です。

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