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女性の病気の中でもとくに多い子宮筋腫!不妊の原因になるの!?

1.子宮筋腫はどんな病気?
子宮筋腫は、筋肉層にできた良性の腫瘍です。女性の病気の中でも、特に多いといわれています。成人女性の20~30%に見られるといいます。子宮筋腫が命に関わる病気ではありません。悪性腫瘍に変わることは非常にまれです。ただし、子宮筋腫が大きくなると、妊娠や出産へのリスクが高くなる可能性もあります。

2.子宮筋腫になる原因は?
なぜ子宮筋腫になるのか、その原因ははっきりとわかってはいません。しかし、平滑筋という筋肉の細胞が過剰に増えたものであるとわかっています。
本来、子宮の壁は平滑筋で出来ています。この平滑筋の収縮によって、妊娠で子宮が大きくなったり、出産時の陣痛も起きるのです。
平滑筋が何らかの影響をうけ、子宮筋腫が出来ていくのではないか、と考えられています。

3.子宮筋腫の種類と症状の違い
子宮筋腫には筋腫の成長の仕方で、筋層内筋腫・奨膜下筋腫・粘膜下筋腫の3種類に分けられます。その種類によって、症状や、治療法なども異なってきます。

①筋層内筋腫
子宮の筋肉の中で筋腫が成長するものです。3種類の筋腫の中で一番多いといわれています。
≪症状≫
筋肉の中に筋腫ができるため、筋腫が大きくなると、子宮の内側にある子宮内膜が引き伸ばされていきます。
それにより、月経痛や月経時の出血量が多くなります。また、下腹部を触るとしこりがわかることもあります。
ただし、筋腫がゆっくりと成長していくと、自覚しにくいことがあります。

②漿膜下筋腫
子宮の外側に向かって成長するものです。
≪症状≫
筋腫がかなり成長するまで、症状が自覚しにくい特徴があります。
下腹部を触るとしこりがわかることもあります。
また、月経痛などのつらい症状があまりないことの方が多いです。

③粘膜下筋腫
子宮の内側に向かって成長するものです。
自覚症状が一番現れやすい筋腫です。
≪症状≫
月経痛がひどい、月経がだらだら続く、月経の出血量が多い、そのため貧血になるなどが多いようです。
他の2種に比べて、症状が自覚しやすいのが特徴です。しかし、子宮の内側に筋腫があるので、下腹部を触ってもしこりなどを感じにくいです。
◆粘膜下筋腫が大きくなって、子宮内でぶら下がるように成長していくと、まれに膣内に出てくることもあります。これを「筋腫分娩」といいます。
筋腫分娩になると不正出血が続いたり、筋腫をつたった細菌感染を起こす可能性もあります。

4.病院での子宮筋腫の検査・治療法
子宮筋腫は、基本的には、自覚症状のつらさの程度によって、治療をうけるかの判断をします。月経の痛みが強すぎる場合や、貧血を起こしやすくなっている場合などは治療と判断されることが多いようです。
≪検査≫
子宮筋腫ができているかどうかは、触診や超音波検査で行います。筋腫の種類を判断するためには、MRIによって、子宮内部の様子を観察し、診断することが可能です。

≪治療≫
子宮筋腫の治療は、基本的には、摘出手術と投薬治療があります。

●摘出手術
子宮をすべて取る方法(全摘出手術)と子宮を残して筋腫の核だけを摘出する方法(筋腫核手術)があります。
どちらの方法を選ぶかは、妊娠の希望や筋腫の種類や状態、症状などによって選択します。

①開腹手術
大きな筋腫も摘出できます。しかし、手術跡が目立つのが難点です。
筋層内筋腫の場合などは開腹手術を行うことがあります。
また、子宮の大きさが比較的小さめで、膣からの分娩の経験がある人の場合は、膣からメスを入れて子宮の摘出を行うこともできます。(膣式手術)

②内視鏡手術

a.子宮鏡下手術
手術時の傷が小さく、術後の回復も早いことが特徴です。粘膜下筋腫の場合は、子宮鏡を使用します。膣から子宮の中に子宮鏡をいれ、電気メスで筋腫を切除します。子宮を残して筋腫のみを摘出することが出来ます。

b.腹腔鏡下手術
筋層内筋腫漿膜下筋腫の場合、腹腔鏡下手術を行います。この場合は、子宮を全て摘出することもできますし、筋腫のみを摘出することも可能です。
腹部にいくつか穴を開け、細い管を入れ、電気メスなどで切除します。
手術時の傷が小さく、術後の回復も早いことが特徴です。
こちらも手術時の傷が小さく、術後の回復も早いことが特徴です。

しかし、開腹手術でも内視鏡手術でも子宮が残っていると子宮筋腫の再発する可能性がありあます。
手術を受ける際は、医師からの十分な説明を受けた上で治療を受けましょう。

●投薬治療
子宮筋腫が比較的小さい場合には投薬による治療を行います。
子宮筋腫の原因と考えられている女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌を一時的に減らし、筋腫の成長をとめ、小さくすることができます。
ただし、一時的に閉経したような状態になるため、更年期障害があわられるなどのリスクがあります。そのため、治療期間が半年と限られています。治療中断後は月経なども元に戻りますが、筋腫もまた元に戻ってしまいます。また、治療期間中は女性ホルモンの量が減っているので、妊娠ができなくなります。治療後は妊娠可能です。
最近では、閉経が近い人、手術の前に筋腫を小さくさせたり貧血を治したりするような、手術の補助的に使われることも多いようです。

5.子宮筋腫は妊娠に影響するの?
子宮筋腫があっても自然妊娠や出産はできますが、不妊の原因となることがあります。
子宮筋腫の種類や大きさなどによって不妊の原因になるかどうかが異なります。
奨膜下筋腫は、子宮の外側に向かって出来るのでほとんど不妊の原因にはなりません。
筋層内筋腫は、内腔の形が変わるほどの大きさの場合は、不妊の原因になることがあります。
粘膜下筋腫は子宮内腔に筋腫が突き出てくるので、とくに妊娠しにくいといわれています。小さいものでも発生する場所によって、着床障害や流産の原因になることがあります。

また、不妊治療中や妊娠を希望していて子宮筋腫がある場合、手術を選ぶのは難しいかと思いますので、医師としっかり相談しましょう。
子宮筋腫でも自然妊娠した方もたくさんいるそうです。

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